通信制高校の体験談

通信制高校を選択するにあたって気になることとは

通信制高校を選ぶ人は、学力かもしれませんし、中卒を抜けるためかもしれませんし、対人関係がにがてだったりと事情がある人多いと思います。

 

人間対人間が共存する環境というのは多かれ少なかれ人どおしの摩擦はつきものです。その摩擦の中でいじられキャラというのもありますし、ジャイアンタイプというのも存在します。

 

通信制高校でも同じくでしょう。

 

しかし通信制高校は基本自宅学習で週に何度か短時間学校に行きクラスメートと顔を合わせる。つまり物理的に人とのコミュニケーション時間が少ない。その分いじめのリスクも軽減されるのは事実でしょう。

 

さらに、通信制高校に通うという事情を見るときに、経済的に仕事と両立させないといけないため通信制高校を選んだり、学力問題で一般の高校受験を失敗したり、

 

人間関係がつらいため、通信制高校を選ぶといった、事情を持った人が多いのですね。

 

同じ境遇の仲間が多いのも事実。以下、通信制高校を選んで頑張っている人の体験談を紹介します。

人間関係で悩んで通信制高校を選んだ、結果満足した体験

通信制高校体験1

私は、公立の全日制高校へ通っていました。
入学当初からクラスの雰囲気が悪く次第に学級崩壊へつながっていきました。

 

私みたいに真面目な人は周りから敵扱いにされ、行事ごとなど嫌なことは押付け、次第には陰で悪口までたたかれるようになりとても居られられない状況になり高校を公立の通信制高校へ転校しました。半年ほど休学をへて再度2年生からの転入という形になりました。

 

私は通信制の高校に通って良かったと思っています。日月の週2日のスクーリングでしたが、友達も出来ましたし、幅広い年齢層の方々が居てさらにみんな色々な事情があって通信制に来ているので、相手のことを思いやる気持ちは大きいと思いました。中には一人でいる人もいるし、人それぞれと言う感じがして居心地はとても良かったです。

 

授業はレポートに添った内容のもので難しいとも感じませんでした。数学が苦手でも空き時間などに先生や友達に質問することも出来ますし、勉強に関して苦手でもレポートさえ出していれば普通に卒業出来ると思います。ただ、進学を希望する際はある程度成績も良いほうがいいかもしれません。

 

私は卒業後は大学に進学したのですが、普通に推薦もいただけましたし、指定校の推薦も勧められました。公立の通信制高校は進学率もあまり高くなく、卒業後は就職せずにフリーターになる人が多いです。中には働きながら通っている人も多いので、週一日、日曜日に通って3年で卒業した人も私の周りには多かったです。若い人はアルバイトと掛け持ちで通学している人も多かったけど、きちんと卒業していましたし、卒業する条件として週1回は必ず通いレポートと仕事をきちんと両立出来れば問題なく通うこともできます。

 

最近では通信制の高校へ進学する人が多いですが、きちんと就職・進学を希望するなら私立の通信制高校の方がサポート体制も充実していると思うのでお勧めです。働きながらとか金銭的に余裕がない人は公立の通信制高校の方が自分のペースで勉強ができて費用も1単位当たりの計算なので多額の費用もかかりません。

 

通信制の高校も多様化しているので自分の希望に合った高校を選ぶ事をお勧めします。


人間関係を理由として全日制高校を中退、通信制高校に編入した体験談

通信制高校体験2

私は、高校3年生からの1年間通信制高校に通いました。高校2年生の3学期までは全日制普通科の高校に通っていたのですが、人間関係による悩みから自宅の部屋に引き籠るようになり、全日制における単位認定が難しい状況となりました。

 

また受けられる授業が予め設定されている全日制の授業が制限されているように感じたことも通信制高校に転校した要因です。通信制高校に入学してからは、高校を卒業する為に必要な単位を取得する方向で授業を選択していきました。

 

例えば、数学や国語の単位は取れているが特別活動や体育の単位が取れていないので週に1度1時間だけ授業に参加するというものでした。通信制高校には様々な事情を抱えている学生がおり、1人で授業を受けていても誰かから攻撃されるということはありませんでした。

 

通信制高校に通いながらアルバイトを行うことは十分可能ですが、生活リズムを確立することが求められるので自制することが大変だったことを覚えています。授業の難易度は一人一人の学生によって違います。

 

例えば就職するか進学するかどうかによっても受ける授業の内容が変わります。どちらでも単位を取ることが出来るので自分の目標やスキルに合わせて授業を受けることが出来ました。また印象的だったのは、映画鑑賞が単位取得に役立ったことです。

 

全日制であれば特別活動として認定される単位が映画鑑賞と感想文を提出する事によって取得することが出来ました。メリットとしては自分らしく生活が出来ることや自由に目標を立てられることが挙げられると思います。デメリットは自制が出来ないと単位を取ることが難しい点です。

 

私は通信制高校を卒業後進学の道を選び、進路選択の際も担当の先生が丁寧に面談して下さったことを覚えています。就職や進学が出来ないということはなく、自分自身の意思によって効率的な時間の使い方が可能になるのではないかと思います。


通信制高校は結構自由?芸能活動と両立した体験談

通信制高校体験3

昔、埼玉県にある私立高校から東京都内にある私立の通信制高校(地方にある高校のサポート校)へ編入しました。

 

当時、芸能活動をしていたのですが、そのことが通っていた私立高校にバレてしまい、「芸能を続けるなら退学してほしい」と言われました。

 

そこで、芸能活動OKの学校を探していたところ、都内になる通信制高校を知りました。(当時、その学校には有名人がたくさん在校していました)
その学校は通信とはいえ、授業(というかレポートです)が毎日ありました。

 

でも、授業は抜けてもOK,来なくても、まぁ、テストだけ受ければOKという緩い学校でしたので、学業と同時にアルバイトもしていました。芸能活動なども出来ました。
つまり、学業との両立が可能でした。

 

自由がゆえに、あまり学校に来なくなる人がいたりしました。(結局、その人はそのまま退学してしまいました)

 

漫画家や芸能人(国民的な有名なアイドルも、たまに同じ授業を受けたりしていました)も多かったですが、そういう人たちも学校に来られる日には来ていましたし、忙しくて単位(レポートの数)が足らない月などは、先生が相談に乗ってくれたりしていました。(事情によっては、レポートを先生がやってくれる…などの話もありました)

 

卒業証書も受け取りました。(地方の高校の名前が書かれていました。その高校を卒業した、と履歴書に記載できるようです)
学校を卒業したのち、芸能活動は辞めて、アパレルの会社に契約社員として就職しました。


いじめが嫌で全日制から通信制高校へ。学費やアルバイトの両立などのアドバイスも

通信制高校体験4

通信制高校の在学者・卒業者は、自分の周りで増えているなと感じています。ですが、周りにそういった人がいない方にとっては「気になるけど不安な点がある」「これって実際どうなの?」という疑問もあるはず。今回は通信制高校出身の私が、自分の体験に基づく通信制高校のことをお伝えします。

 

私は中学時代にいじめられ、不登校になりました。もちろん受験の時の内申はボロボロで、公立の志望校は望み薄。なんとか私立全日制高校に入学するも、いわゆるヤンキー高で馴染めず、二ヶ月程で私立の通信制高校に転学しました。

 

よく言われる事ですが、通信制高校は「自己管理」が非常に大切です。レポートなど課題を計画的に進めないとすぐに単位が足りなくなってしまうので、自分で取り組む力が必要でした。学期ごとに取る単位は先生と相談出来たので、そこは難しくありませんでした。

 

授業は学校や先生によってバラツキがあると思います。私の通っていた高校はかなりゆるく、普段の週1程度の通学の授業では、教科書に沿って授業、生徒に任せてほとんど放置、相談に乗りつつ自由学習、生徒が少ないとその子の好きな授業をしてくれる、など本当に先生のさじ加減ひとつでした。年二回のスクーリングはもう少し堅苦しかったですが、それでも全日制の授業の簡単なバージョンといった感じで、きちんと話を聞いていれば問題ありませんでした。

 

学費についてですが、私は私立の全日制高校から私立の通信制高校へ行ったので、正直その年だけでかなりかかりました。必要なお金は入学金、学費、教科書代、などがメインになると思います。ここは学校によって違うので、気になる学校のホームページやパンフレットを参考にして下さい。

 

私はアルバイトをすることを親との条件に転学をしました。有難いことに良いバイト先に恵まれ、高校卒業後も何年か続ける程でした。通信制高校に通っていた頃は、通学日やスクーリング日などは、休みをもらっていました。お仕事先や仕事内容にもよりますが、アルバイトと通学の両立は可能です。むしろ同級生はほとんどアルバイトをしていましたし、アルバイト先の新人さんが違う通信制高校の生徒、ということも多々ありました。

 

さて三年後、私は無事に卒業することが出来ました。留年している人も少なくないので、やる気はやはり大切と思います。卒業後はフリーターをしてお金を貯めながら、自分のやりたいことをじっくり考えました。そして一年後、無事に志望した短大に合格することが出来ました。同級生はストレートで就職、進学(四大・短大・専門学校)など、人それぞれでした。それほど全日制高校と比べてデメリットもなく、好きなことを出来ているなあと当時思いました。

 

いかがでしょうか?通信制高校が気になるけど不安という方にとって、少しでも参考になれば幸いです。


全日制で人間関係で不登校に。通信制に編入。どうだった?

通信制高校体験5

自分は愛知県のある私立高校の文理コースに通っていましたが特定のクラスメイトから陰湿な嫌がらせを受けるようになりその高校へ通うのが苦痛になり2年生の中頃から不登校気味になってしまいました。

 

その後、担任と自分と親の3者面談をして不登校になってしまった事の経緯や今後の進路について色々相談することになったのですが担任が県内のおすすめの通信制高校を紹介してくれたのがきっかけでその通信制高校へ転校することになりました。

 

自分の転校した通信制高校は完全自宅学習ではなかったですが登校日は大体週2日ぐらいで授業時間もどんなに遅くても午後15時までには終わってましたので登校に不安があった自分でも無理のないカリキュラムでした。クラスメイトも自分のように嫌がらせを受けてきた人や毎日登校するのが苦手な人も多くとても親近感がありましたし少人数制でアットホームな雰囲気があって通いやすかったです。

 

自分の通ってた通信制高校の費用は入学金が2万円、教科書代が8000~10000円、授業料は1科目9000円という料金設定でした。通信制高校でかかる学費は普通の高校と比べてかなり安い料金だと思います。

 

クラスメイトの学力は皆バラバラでしたが授業内容は至って基本的な内容であまり応用型の授業はしませんでしたのであまり難しくはなかったです。

 

簡単な内容ですが毎月決められた期限までにレポートを提出しないと科目を履修したことにはならないですので忘れずに提出していく必要があるところは高校の授業よりも大学の講義に近いところがあります。その通信制高校を卒業後は自分は大学へ進学しました。

 

他のクラスメイトはネイリストや自動車製造や飲食店といった色んな業界へ就職しましたし通信制だからといって特別な偏見で見られることはないです。通信制高校の中には特定の職業を目指したカリキュラムも多いですのでなりたい道がある方はその道専門の通信制高校を選ぶのもいいかと思います。


全日制で学業についていかず通信制へ転校。なんと大学まで行った体験談

通信制高校体験6

私は高校1年生の2学期が始まる頃に、元いた在籍高校の勉強についていけなくなってしまった為、通信制高校に転校しました。

 

その通信制高校は他の学校と異なり、私立高校認定がされていて、元いた在籍高校の単位の引き継ぎをしてもらえるとの事でその学校に決めました。

 

もちろんお金は私立並に高かったものの、制服の購入や旅行費などが無かったため、私立の通常より少し安いくらいかと思います。

 

そこの通信制高校は週1、週3、週5と登校コースが別れており、私はしばらく学校に行っていなかったため週1コースにしました。

 

午後2時から週1×3時間なので学校滞在時間は少なく、時間も余裕があるので、通うのは苦ではなかったです。

 

また、授業は1限目が主教科のレポート学習、2限目が副教科、3限目がロングホームルームといった形でした。

 

1限目のレポートも、教科書の書き写し、2限目の副教科は、裁縫をしたり、敷地内で卓球をしたり、学校の周りを歩いたりするようなものでした。
3限目のホームルームでは、進路について考えようと言った内容が多かったです。

 

このようにとても雰囲気が緩かったので、毎週通うことが出来ました。

 

私が通っていた通信制高校は、アルバイトを推奨していました。中でも人気だったのが、コールセンターや派遣、グッズ販売などの時給の高い平日バイトでした。学校の許可のおかげで、学習に影響なく学校外の時間はアルバイトに費すことが出来ました。

 

3年生になり、登校コースを週3回に増やしたことによって、進路学習の時間が増えました。

 

高卒でいいと思っていた私は、推薦枠の話を聞いて大学進学を決めました。

 

学力ではどうしても劣ってしまうため、学校が推薦用に多数募集しているボランティアや、無料で3級まで受けることが出来る、表計算ワープロ文書デザイン検定をそれぞれ学校の無料講座で取得しました。

 

結果希望大学に推薦入学することが出来ました。


アルバイトメインにしたいため全日制から通信制高校へ。両立した体験談

通信制高校体験7

私は近所にある公立の高校に通っていましたが、高校2年生の時にその高校を退学しました。

 

辞めたいと思った理由は、いじめられたからや、不良だったからではなく、アルバイトを主にやって行きたいと思ったからです。

 

辞めてから少ししてその高校に行った時に、元担任の先生にも、「そっちの方が合ってるみたいだね。前より生き生きして見えるよ。」と言われたので、退学という道を選んでも間違いでは無かったんだと思えました。
そして、選んだ通信制高校は関西にある公立の通信制高校です。

 

弟も通っていた事もあり、すぐそこに決めました。

 

家から電車で1時間程度だったと思います。

 

バス→電車→バスで通っていたのですが、定期を持っていなかったので通学代は結構かかっていたかもしれません。
18歳になってからは、車の免許を取得したので自分の車で通うことが出来ました。

 

高校に車で通えるというのはいい所だなと思っていました。

 

授業は、前の高校で取った単位はそのまま生かされて、足りない単位の科目だけ受講でき、私は体育が足りていたので、体育は受けませんでした。
担任の先生は一応おられたのですが、中々接する機会が無かったので、あまり先生との接点は無かったように思います。

 

科目によって教室も先生も変わるので、中々先生の名前が覚えられなかったりしました。
科目は、自分の受講する科目のある時間にだけ出るので、間で4時間空いたりすることもあり、いい具合に通うのが1番悩みました。

 

1限だけの為に通う事も多かったです。
卒業後は、家業の手伝いもあるので、フリーターをしています。

 

通信制高校を選んでもネックにならないと思うので、頑張って単位を取って卒業目指しましょう。


通信制高校も選択枠にする大いなる理由とは

通信制高校体験8

近年、既存の日本における学校システムには収まらない様々な生徒のニーズが顕著になってきたといわれる。

 

学業の競争原理、対人関係の複雑化、極度に重度な生徒はいなかったが、障害や難病などをはじめ、心身の問題のある生徒、家庭の親の教育水準の高さに伴い、彼らはレールに乗せられて、行き過ぎた親の在り方が精神的な疾病に弊害した生徒のケースなど、生徒のニーズの多様化と、それを補完する機能を有する(セーフティネットも兼ねた)新しい学校システムが出現している。それが通信制高校である。

 

日本のいわゆる一般校(中学、高校)の教育システムについて。日本の学校の課題として、いじめや不登校の問題がとても顕著であること、そして、”社会に順応可能な画一的な人物像”の育成を前提に、競争をベースに、通常の授業においても、あらゆる課題をまんべんなくこなし、恋愛などをはじめ、いじめやからかい、集団主義の仲間外れ、無視や嘲笑など、同世代間の人間関係の競争原理も多いゆえの弊害も内在化している。

 

そこで、周囲と切磋琢磨を重ね、乗り切れる者もいれば、浮き沈みの中で、ついていけなくなるケースもある。実は、私自身も、一度は不登校から、一般の私立の女子高を受験し、一年半ほど通学したが、学年が上がり、文系理系と授業も選択制にはなったもの、親しくしていた友人グループの分断も経験し、さまざまなカリキュラムを通年とおしてこなすことが前提に変わりはなく、一般の”大変だけど、そこで成長が得られる”一般校での学校生活が合わなくなり、高校二年生半ばで、通信制高校編入を決断した。

 

私が編入した通信制高校には、まさに、前述のような生徒が多く、人間関係や、ほとんどが一般校出身者で、中には名門私立の出身者もいれば、元の在籍していた学校生活に順応が難しくなってしまい、それゆえに、いじめや権威を振りかざすような、流行や恋バナを好み、派手なメイクの女子や、不良系男子、優等生男子などは入学を断っていたのも特徴であった。

 

だからこそ、同級生たちそれぞれが、そうした状況が共通項にあり、理解面でも、同世代なりの思いや葛藤を抱きながら、何かがあればだれかがだれかを心配する雰囲気が学年全体にあって、充実した友人関係や、ある友人は恋愛もしたり、”それぞれが自分らしく”過ごせる学校であった。学校自体は行事なども、非の打ちどころはなかったが、私立であるがゆえの、経済的ハードルの高さが一つ挙げれば課題であった。

 

日本の教育システムは、学齢期までは、一時期に比べ、選択肢が用意されるようになったもの、そこにはさまざまなニーズや弊害を有しながら、まだ成熟したシステムになっているとはいいがたい。そうした生徒らが、進学する場合はともかく、社会に出た後を考えて、そこに社会の厳しさを目の当たりにすることも否定はできない。

 

障害や難病、親の厳格さやいじめなどを受け、心身の要因がある場合はなおさらである。それゆえに、人によっては、頑固さを有しながらも、社会の都合に自分を合わせ、ある程度は頑張れるが、よほど本人が、雑草精神もあり、社交性に富み、コミュニケーション上手でもない限り、しわ寄せが来やすい。日本は、普通の概念が学校や社会の至る所にはびこっていて、場を乱す、または迷惑をかけるような、非効率的な存在は、”障害”として扱われるのも特徴である。

 

今後の通信制高校ないし、日本社会全体の教育(社会)システムのニーズや展望を考えて、様々な活躍の場や、リーズナブルで、当事者のセーフティネット機能もある、彼ら自身の手による活躍の場が拡充されることを、アフターコロナの時代の課題として期待したい。


通信制高校を卒業して20年。振り返ってみて

通信制高校体験9

関東の通信制高校へ通っていました。

 

自分がまだ小学生の頃の記憶ですが、通信制高校在学中か卒業生の知人が身近に複数いました。
様子を聞くと、学費は経済的だし、フリーな時間が多いので好きな事柄(例えば仕事、更に関心のある分野の勉強、家族と過ごす、ボランティア活動等)に充てられるという事で、それぞれがとても楽しんでいるのが印象的でした。

 

加えて私の場合は高校生3年間の間に家族で転居の可能性が出てきたので、日程的にも地理的にも無理のない範囲で通える学校を探すことになり、自然に通信高校へ進むことにしました。

 

実際に入学してまずは入学式の新入生の数の多さと、年齢層の幅広さに驚きました。体育館が満員でしたから、ホームルームにそれぞれの教室へ移動してもとても収まりきらない状態でした。これからの授業の時立ち見かもしれないと覚悟しました。

 

でも毎回のスクーリングで少しづつ生徒数は減っていき、どの授業でも広々と校内を使用していました。

 

普通高校のような対面授業が週一回だけで、それぞれの科目でのレポートを期限日までに提出しなければなりません。ですから、自分一人で教科書を読んで考えても解けない問題がやはり出てきます。それは添削担当の先生への質問欄を活用したり、スクーリングの日に職員室へ寄るようにして教えてもらいました。

 

先生達も生徒との交流が限られているので、近づくととても喜んで丁寧に教えて下さって感謝でした。実際にアルバイトも掛け持ちしたり、平日空いている時に遊びに出掛けたり、家族とゆっくり過ごせたり、趣味に打ち込めたり、様々な経験ができとても充実した3年間でした。もう卒業して早20年近くになりましたが、そこで出会った親友達と今でも良い関係が続いているのも嬉しい財産です。


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